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家族一丸で受験生を絶対守る!風邪予防に必要な5つの対策!

   

受験生のいる家庭にとって、受験本番直前に最も気をつかうのが、受験生の風邪対策。知っているようで意外に知らない、風邪予防に大切なポイントを、医療従事者の視点で詳しくご紹介します!

受験生がいると家族一丸での風邪予防対策が必要なワケ

我が家の娘が中学受験をするこの冬。

 

『本番直前の2、3週間は「何が何でも風邪をひかせない」ことをモットーに、家族全員で力を合わせる必要があるのよ!』
と先輩ママから繰り返しアドバイスをもらいました。

 

 

先輩ママのお家は、お父さんとお母さん、中学受験するお兄ちゃん、小学校低学年の妹の4人家族。
お兄ちゃんの受験2週間前に、小学校低学年の妹が学校で流行っていた風邪をもらってきて、熱を出して寝こんでしまいました。
さらに、その数日後はお父さんがインフルエンザにかかり、お母さんは「お兄ちゃんにうつったらどうしよう!ここまで頑張ってきたのに!?」と心底心配した・・・と言います。

 
結局、お兄ちゃんは妹からもお父さんからもウイルスを移されることなく、無事に受験に望み、合格することができましたが、「あの時、お兄ちゃんにうつっていたら、本番で失敗したかもしれない。絶対に家族全員で真剣に対策しなきゃだめよ」と教えてくれました。

 
実際、冬場は寒いこともあって外出する機会も減り、自然と家族が家に集まって同じ空間にいる時間が増えます。空気は乾燥しているので、ウイルスは元気に空気中を漂います。

 

いくら受験生本人が外出を控えていても、家族が学校や会社、電車、バスの中などから風邪のウイルスやインフルエンザウイルスを持ち帰ってしまえば、受験生もそのウイルスに暴露してしまいます。

 
ですので受験生がいる家庭では、本人だけでなくその家族も全員、本気で風邪予防に努めなければなりません。

特に、最悪受験生本人が風邪をひいても本番にはちゃんと治せるだけの時間を見込み、本番2、3週間内は何があっても絶対に風邪をひかない!というつもりで対策を練る必要があります。

 

風邪やインフルエンザのウイルスの感染経路を知って、予防しよう

風邪の人が目の前でくしゃみや咳をして、その時に放出されたウイルスを他人が身体に取り込んでしまい、感染する。といった経路は、すでによく知られていますね。

 

でも、実は接触感染でうつってしまうこともあるのです。しかも、結構な確率です。

 

何だか、鼻がぐずぐずする・・・っていう風邪、ひいたことがありますよね。ライノウイルスというウイルスがあるのですが、いわゆる「風邪」と呼ばれる症状のうち、半分近くはこのライノウイルスが原因だと言われています。

 

ある実験で、コーヒーカップの持ち手にこのライノウイルスを塗っておき、何人かの人にそのカップを使ってお茶を飲んでもらい、そのカップを持った指で自分の鼻を触る・・・という実験をしたデータがあるのですが、

なんと、この実験の結果では、数日後に約50%の人が鼻かぜを発症しました。

 

カップに塗られたライノウイルスが、指に付着し、その指で鼻を触ったことで鼻の粘膜からウイルスが体内にとりこまれたのです。
このライノウイルスは、コーヒーカップの持ち手の表面で約3時間、生きていられるといいます。
ライノウイルスの生存時間はまだ短い方で、例えば肺炎を引き起こすRSウイルスは7時間、インフルエンザウイルスであれば約2日間、生きていられるのです。

 

このことが、何を意味しているのかわかりますか?

 

もしも、鼻水をズルズル流した家族が、自分の鼻水を指で拭いて、そのまま歯磨きコップをもってうがいをしたとします。そのあと3時間以内に受験生がそのコップを使ってうがいをして、運悪くその指で鼻や目、口を触ってしまったら、数日後に風邪をひいてしまうかもしれない、ということなのです。

 

それが鼻かぜ程度ならまだしも、インフルエンザウイルスだったら?ノロウイルスだったら??

 

鼻がムズムズして、鼻下から「グジュグジュ」と無意識に鼻をこすってしまうことって、結構ありますよね?あの何気ない動作からも、風邪にうつってしまうのです。気を付けているつもりでも、この無意識な動作でうつってしまうことも十分にありえるのです。

 

くしゃみや咳だけでなく、この接触感染も考えていかなければなりません。

 

まず、「多くの人が触れるところには、なるべく触れない」というのは頭の片隅に置いておく方がよさそうです。
電車のつり革や、エレベーターの手すりなどは、ものすごい数の菌・ウイルスにあふれています。

少なくとも、「何らかの菌やウイルスがたくさん付着している」という意識は強く持つべきでしょう。

 

その意識があれば、不用意に「グジュグジュッ」と鼻を触ったり、目を擦ったり、ということに待ったがかけられるはずです。
顔のパーツを不用意に触らないという意識も大切です。

 

接触感染予防には手洗いと拭き掃除!

接触感染から風邪を予防するためには、方法は二つ。ウイルスが付着した手からウイルスを落とすための「手洗い」と、家の中からウイルスを除去する「拭き掃除」です。

 

ここでは、とくに「拭き掃除」について述べます。

あなたは、「掃除」をするときどんな感じでしますか?

 

おそらく、まずは掃除機を出してきて、床を一通り掃除し、ちょっとほこりがたまっているようなところを拭き掃除する、といった感じなのではないでしょうか?それは、感染対策のための掃除とは言えません。ほこりがたまるくらい、普段手で触れないところに重点を置いた掃除方法だからです。

 

感染対策のための「拭き掃除」は、まずこういった視点を変える必要があります。

 

前述したように、ウイルスは「手」を介して感染することがとっても多いのです。
通常、手で床を触る頻度はそうそう高くはありませんよね。
それよりも、手で手すりや、ドアノブ、電話機を触る方がずっと頻度が高いのです。ということは、それだけ手すりやドアノブなどに多くのウイルスが付着しています。床を一生懸命掃除するより、手で触れるところを掃除する必要があります。

 

家の中でよく手で触れる所とは、

・ドアノブ
・電灯のスイッチ
・引き出しの取っ手
・冷蔵庫などの持ち手
・階段の手すり
・壁(胸の高さあたり)
・トイレの水洗レバー
・椅子の背もたれの上部
・スマホ、電話、PCのキーボード
・洗面所のコップの持ち手

などがあります。

 

こういったところを、アルコールで消毒していく必要があります。

あまり神経質になりすぎるのもいかがなものかと思いますが、直前期の2週間は、受験生本人も「目や鼻をうかつに触らない」「こまめにアルコール消毒をする」ということを実践してみるのも良いと思います。

 

受験生を風邪から守る、5つのポイントとは

1.風邪の予防には、接触感染の可能性も考慮する
2.多くの人が触れる場所には、なるべく触れない
3.目や鼻をなるべく触らない
4.手洗いを励行する
5.アルコールでよく触れる所を消毒する

 

これらを、家族全員がしっかりと守ることが大切です。

 

仮に、風邪をひいてしまったかな?という家族を隔離したとしても、トイレにいった際や洗面所を使った際にウイルスをドアノブやうがいコップに塗ってしまっては、隔離していないのと同じこと。あまり周りに触れず手洗い・アルコール消毒をしっかりすることが、接触感染予防に大きく役立つ、といった意識をもちましょう。

 

私自身、これまでノロウイルス以外のときは「アルコール消毒」なんて真剣にしてはいなかったのですが、今年は受験生もいることですししっかりアルコール消毒も取り入れていこうと思っています。

 

というわけで、今回は、接触感染の立場から受験生を守るためのポイントをまとめてみました。

 

次回は、飛沫感染と空気感染の立場から、受験生を風邪から守るための方法をかいてみたいと思います!
長文、お付き合い下さりありがとうございました。

 

 

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