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中学受験。一人っ子の方が有利じゃないの?!下の子に邪魔をさせない方法

   

姉が受験勉強している横で、唄ったり踊ったりする下の子。そのうちに姉がイライラし、喧嘩になる。テレビをつけては「うるさい、邪魔!」と喧嘩。これなら、中学受験は下の子がいない子や、一人っ子の方が有利じゃないのかな?なんて、思ったりしませんか??

中学受験生にとって、下の子(弟・妹)がいるということ

中学受験をする子に弟・妹がいる、という方々。
こんなことを思ったことはありませんか?
 

「下の子がいると、親はなかなか上の子の中学受験にかまってあげられない。上の子の勉強を見てあげなきゃいけないし、下の子の世話もしなきゃいけない。」
 

「下の子がテレビを見たがり、どうしても上の子もつられてテレビをみてしまう。」
 

「お母さんが上の子の勉強につきっきりで、下の子がさみしそう。」
 

これ全部、我が家で実際にあったことです。
 

時には、「下の子がいない受験生の方が、静かに勉強できて、有利なんじゃないの?!」なんてことも考えてしまったことだってあります。
 

以前の私は、上の子に「テレビを気にしちゃダメよ!」とか、「集中しなさい!」とか、上の子にばかり求めていたと思います。
 

ところが、あることがあり、「このままじゃいけない」と考えるようになりました。
結論からいうと、弟・妹がいる中学受験生の勉強をスムーズに進めるためのポイントは、「下の子をいかにコントロールするか」だと思っています。そして、下の子がいることをメリットとして考えるようになりました。
 

我が家の受験勉強中の状態

うちには、子供が2人います。
2人とも女の子です。
来る冬に中学受験をするのは、上の娘。
下の子には中学受験はさせない予定です。我が家の経済力では、下の子まで私立に通わせるのはとても無理、だからです。
 

必然的に、下の子は自由に生きています。
姉が勉強していても、妹は「自分には関係ない」とばかりに、テレビ三昧。
しかし、狭い我が家でこの状況は結構問題があったりするのです。
 

よく、「リビングで勉強する子は成績がのびる!」とか、言いますよね。
うちもその話はよく聞きますし、実際こちらも目が行き届くし、上の子はダイニングで勉強することがほとんどです。
本人も、「自分の部屋で一人はちょっと寂しい」と言ったりしていますし。
 

ただ、その場合問題になるのが、妹。
当然、上の子がダイニングで勉強するとなると、すぐ後ろのリビングのテレビはつけるわけには行きません。
所詮小学生、面白そうな笑い声やCMが聞こえてくると、振り返って・・・凝視です。
 

音だけが聞こえてくる状況って、却って気になる様子。上の子がそわそわしているのがすぐわかります。
そうなると、「ごめんね、妹ちゃん、テレビ消してくれる?」と消させざるを得ないのです。
 

ときには、妹が歌ったり踊ったりすることもあります。
ピアノを弾いたり、お笑いタレントのモノマネをしたりすることもあります。
少々であれば気にもしませんが、それが調子に乗ってくると、どうしても「もうやめなさい、お姉ちゃんの邪魔になるから」と、これまた言わざるを得なくなるのです。
 

どうしても、「もう、妹ちゃん。勉強の邪魔だな・・・」と思ってしまうことが多々あったのです。
そのため、2階の子供部屋にテレビを購入しました。
テレビに子守をさせよう、という訳です。
 

でも、結局そのテレビはほとんど使われることはありません。
「妹に2階でテレビをみせていたら、姉はその間、静かに勉強できるはず」といった思惑は見事に外れてしまいました。
 

妹が言うには、「さみしいから」。
さみしいから、2階で一人でテレビを見るのはいやだと言うのです。
 

妹がみせた、我慢と本音

困りものの妹ではありますが、それでも本当によく我慢してくれていました。

姉の受験勉強の妨げになるから、とゲームを我慢。

減ってしまった家族でのお出かけにも我慢。

ママが上の子につきっきりになってしまっていても、我慢。

「うるさいから、テレビ消して」にも我慢。

「お姉ちゃん、勉強しなきゃいけないもんね。」と。まるで仏様。
 

我慢、我慢、ガマンです。
 

妹はまだ1、2年生の時から、こんな我慢をずっとしてきてくれました。
 

昔から一人遊びが上手で、想像力豊かな妹でしたから、自分で絵本を作ったり、絵をかいたり、手紙を書いたり、たくさんのパンの絵をかいては切り取ってパン屋さんを開いたり、子供新聞を作ったり、工作をしたり。
本当にいろいろとしながら時間を過ごしてくれていました。
 

でも、そんなしっかり者の妹に、私自身も甘えていたんだな、と思うことがあったのです。
 

先日、下の子である妹と、久しぶりに一緒に床につきました。
その日は私は仕事で疲れてきっていたため、いつもより早く寝たかったのです。妹に「一緒に寝よう?」と声をかけると、「うん!」と喜んで寝室にやってきました。
 

それから2日後、妹が「はい」と私に手渡してきたのが・・・
 


 

「ママ、いつもありがとう。
ママはきのういっしょに横でねてくれたのがとーってもうれしかった。
『ひさしぶり』って思えた。
前までは1人ぼっちって思えたけど、今はちがう。
だって、ママがいるから。」
 

少しばかり、「クサイな(笑)」という文章ではありますが、妹の正直な気持ちなのでしょう。とってもニコニコして手渡してきてくれました。
 

その手紙を見たとき、「しまった」と思いました。
 

いつもいつも、「静かにして」と頼むと、こちらが何もしなくても一人遊びをしてくれていた妹。
でも、本当はいつもさみしかったのだと思います。
「お姉ちゃんは受験だから、仕方がない」と、分かってくれていたのでしょう。
 

でも、妹だって本当はママにかまって欲しいのです。当たり前ですよね。
たった寝る前に10数分間一緒に過ごしただけで、ものすごい感謝をされてしまった自分に、自己嫌悪でした。
 

これまで、姉が塾に行っているときは「今のうちにご飯を作って、お風呂を掃除して、明日の準備をして・・・」と考えてばかりいましたが、そこに「妹との時間」を組み込むようにしました。
一緒にお風呂に入ったり、今日あったことを、目をみて聞いてやったりするようにしています。
 

妹にも課題を与える

しばらくして、妹が「私も受験をしたい」と言い出してきました。
 

「え!!」
 

それはできません。
上の子は少し体が弱いところもあり、私立に行かせた方がいいと判断しましたが、下の子は健康そのもの。できれば、できるところまでは国公立一本で行って欲しい、というのが家庭の事情です。
 

しかし、よくよく聞いてみると、
 

「自分も、ママに勉強を教えて欲しい。構って欲しい」
 

という気持ちがちらほら。
 

そうか~。ということで、「中学受験はしなくても、勉強はしてみる?」というと、喜んで「うん!する!!」と。
単純ですね・・・・。
 

そこで、姉が使っていた「10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000の言葉」という本をお下がりで使わせることに。
 

これ、結構いいんです。
 

大人でも「あれ?」と思う言葉も混じっていたり、現代風に解釈されて本来の意味が勘違いされてしまったような言葉もあり、参考になります。
 

それに、下の子とその言葉について話すことで、それを聞いていた上の子も意識して覚えてくれるようですし、何より下の子のそばにべったり張りついて教える、というものではなく、「これは、例えばこんな風に使うんだよ~」といったように、会話しながら教えてやれる、という形式での勉強になるので、親の負担というか時間的なロスが少ない、というのもポイント。
 

コツコツと、言葉を覚えてくれて、使うように。
そして、食事中などに覚えた言葉で話してくれると、「すごいね!そんな言葉知ってるの?」と話題になり、そのことが姉の刺激にもなっているようです。
 

「妹には負けたくない」という気持ちからか、そういった形で触れた言葉って、姉の頭にとても印象深く残る様子。考えようによっては、妹がいることがメリットになるわけです。
 

お母さんは大変ですが、やはり大事な兄弟、姉妹。
後あと禍根を残さないためにも、しっかり下の子のケアも頑張っていこうと思っています。

 
 

 

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