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「理系脳」が、中学受験での合格力に直結する!その方法は?

      2016/06/21

中学受験だけでなく、高校も、大学もー。これから先の時代に、子供達に絶対に必要になってくると言われるのが「理系脳」。中学受験に向かう子供が、その「理系脳」をもっているかどうか・・・ということが、もしかしたらその子の合格力に影響するかもしれません!

中学受験では何といっても「算数」で合否が決まる?!

2020年、大きく変わると言われている、大学入試制度。まず、センター試験が廃止されます。

センター試験と言えば、私たち親世代の頃から導入されていた「共通一次」に代わるマークシート方式の試験として導入されましたよね。

マークシートということもあり、どうしても記憶力中心の問題や、比較的シンプルな問題を扱う内容になっており、難関大学になってくると例えば数学はほぼ満点・・・というのが常識でした。

この試験が廃止される、とういうことは、「記憶することを中心とする受験」から、「多様な知識を持ったうえで、自分の考えを表現することを求められる受験」にシフトしていくことを意味しています。

算数、国語、理科、社会の4教科の中で、最も「理系脳」が必要だと思われるのは、当然算数です。

特に最近は、解き方を覚えているだけでは解けないような難解な問題も見かけるようになってきているな、と感じます。つまり、教えるのも難しい。

ある一問の解き方を教えることはできても、その問題を解くにあたっての論理的な考え方を導く方法を、若干12歳やそこらの子供に解りやすく説明することは、とても難しいです。

また、一つの見方にとらわれない「柔軟性」や、少しでも無駄な時間を使わないで済むような「合理性」という大人でもなかなか難しいことを、子供に伝えていかなければなりません。

そのため、どの学習塾でも算数の講師の人材確保には特に躍起になっています。
ここまで、算数を重視するのはなぜでしょうか?

「理系脳」は算数だけじゃない

「理系脳」は、論理的・合理的な思考力をもって様々な問題を処理していく能力です。

今後、算数だけでなく他の三教科においても、その論理的な思考力や、データを分析し解析していく能力が問われた問題が増えていますが、当然その「理系脳」の良し悪しが最も現れるのが算数。

算数ができる子は、他の教科もよくできる、または成績が伸びていくことが多い、ということが言われており、どの学校でも「理系脳」をもった優秀な人材を合格させたい、という思惑が働いているのでしょう。

実際のところ、これまでは暗記一辺倒だと思われていた社会の問題でも、最近はグラフなどの資料の数字のもつ意味を分析し、そこに自分が記憶としてストックしていた情報と照らし合わせて答えを考えさせるような問題が増えてきています。

難関校になるほど、単に「暗記」だけでなく、そこに「思考」「分析」といった情報処理能力、さらには一つの視点からに偏らない柔軟性までもが要求され、「理系脳」が強く求められていると言っていいと思います。

どうすれば「理系脳」を養えるのか

地頭が作られるのは、10歳までー。そんな言葉を聞いたことがありませんか?
さまざまな教育本、育児本でも、10歳、というのは一つのポイントになっているようです。

では、その喉から手が出るほど欲しい「理系脳」、どうすれば我が子に養ってやれるのでしょうか?

実は、いたってシンプルなんです。
普段から、自分の頭で考えさせること。

例えば、何もないところからものを作り出すこと。
音楽やリズムに触れされることもいいです。

思考することを習慣にさせ、
ものを作ることで、平面的・空間的イメージ力を高める。
音楽は想像力、表現力を磨きます。

一緒に料理をするときでも、出来あがった料理が全部はいる器を、自分で選ぶ。

煮物であれば、煮汁がこぼれにくい形の器はどれか、考える。

高いところにある器をどうやって取るのか、

どうやってとれば危なくないのか、また考える。

ものを作るときでも、先に切った方がいいのか、先に貼った方がいいのか、考える。
失敗したら、なぜ失敗したのかを考える。

それでもできなければ、他の方法はないか、一歩ひいて考え直す。

生活の中全てで、「理系脳」は養えるのです。

親が先回りして先に答えを言ってしまうのは、子供が自ら考える機会をうばってしまっているのかもしれません。

「あの、白い大きな器をとってね、ほら、イスを使って。落とすと割れるから、両手で支えるのよ。」

とか、

「ほら、だめじゃない、先にそこを切り取ったら、こっちがあとで大変になるでしょう?」

とか。

実は、これは私自身も思い当たるところがあるのです。

一人目の子には、まさに上記のような「先回り」をしてばかりいたのです。でも、忙しくなって手が回らなかった二人目には、ほとんど「先回り」をせず、「ごめん、ちょっと自分でやって~」という感じでした。

結果、上の子は思考力が弱いな、と感じます。すぐに「どうしたらいい?」と聞いてきます。一人で時間を過ごせず、「何しよう?」と私にたずねてくるのです。自分で考えることが少ないのです。

それに引き換え下の子は、放っておいても自分で考え、いつもラップの芯や折り紙で何かを作ったり、歌を作ったり、絵をかいたり、新しい遊びをどんどん考えていきます。まさに、「理系脳」が育っている、と感じています。

理系脳を育て、子供の合格力に生かせ!

子供の一番そばにいるママが、その「理系脳」をもっていることは、その子供にとって大きな力になるはずだ、と思っています。

特にママが理系出身であれば、おそらく思考力と分析力をもって、問題に合理的に対処することが得意なはず。

それを、問題を解く、解き方を教える、といった一側面だけに適用するのではなく、生活のなかのありとあらゆる場面において意識しながら子供と接することで、子供の「理系脳」を養うことができるのです。

また、物をつくることが上手だと言われている理系脳を駆使してのイメージ力は、とても強い武器となります。
遊びの中でどんどんと取り入れていけば、「理系脳」を鍛えていくことにもつながるでしょう。

これから、中学・高校、そして大学、社会人・・・と人生のステージが進んでいく上で子供達に要求されてくるのは、自分自身で考え、決断し、行動する能力であることは間違いありません。

「理系脳」を強みとすることで、大きな力になると考えています。

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