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女性の結婚が18歳からになる?未婚の母や中絶が増えるのでは

   

現在、女性が親の同意があれば結婚できる年齢は、16歳からです。法務省は、この年齢を18歳に引き上げる方向で検討しているとのニュースがありました。民法の成人年齢引き下げにあわせて考えていくようです。

女性の結婚希望年齢は23~28歳

ある調査では、「女性が何歳に結婚したいと希望しているか」という質問に対し、一番多かったのは23~28歳という結果でした。
 

大学を卒業し、30になるまで。
 
うんうん、感覚的によくわかります。
特に人気があったのが、25~28歳の20代後期。
「就職して、一通り遊んで、お金貯めて、30までには一人目の子供を産みたいな」っていうところでしょうか。
 

その気持ちは私も同じでした。
20代は、学生時代から解き放たれて自由を謳歌できるようになったけれども、すぐに「体力的にも身体的にも、もっとも子供をつくりやすい年齢のピーク」がやってくる、きっと人生でも一番いろんなことのタイミングをとらなきゃいけない忙しいとき。
 

この短い期間に自分の好きなことを追求したいし、仕事も覚えたいし、でも「行き遅れ」にならないように、相手も見つけておいて、適当な時に結婚もしたい。
 

こんな欲張りなたくさんの希望を、20代に詰め込んでいるのです。
 

現行の16歳を、18歳からに変えるということ

成人年齢を18歳に引き下げようという流れのなか、民法の規定での女性の結婚年齢を、16歳から18歳へ、下限引き上げも合わせて考えているというのです。
 

現在、民法では親の同意があれば女性は16歳から、男性は18歳から結婚することができると定められています。なぜ女性の方が年齢が低いかというと、女性のほうが平均的にも身体的成熟が早いことからだそう。
 

昨今、男女平等がうるさいくらいに言われているのに、ここんとこは平等ではないんですよね。
ちょっと違和感があったりしますが、世間はどんな考えなんでしょうか。
 

個人的な考えではありますが、「16歳」は高校生、「18歳」は高校卒業の年齢、というタイミングですから、単純に身体的な成熟が早いから、という要素だけでは結婚下限年齢を決められない気がするのです。
 

高校に行かずに、中学卒業で結婚・・・ということであればさほど気にすることもないのでしょうが、現状ほとんどの人が高校に進学する時代。
 
高校生で結婚する場合、かなりの確率で「できちゃった結婚」でしょう。高校生でありながら、赤ちゃんを作ろうと思っている人はあまりいないでしょうから。
 
赤ちゃんができることは本当に喜ばしいことではありますが、高校生でありながら子供を授かる、ということについてはかなり厳しいものがあるでしょう。それでも、結果として赤ちゃんができてしまったら・・・
 
「16歳なんだから、もう結婚できるから結婚しよう」ということで、出産の選択をとった・・・というケースは少なくないでしょう。
 

ところが、これが「18歳」に引き上げられたらどうなるでしょうか。
 

仮に、16歳で妊娠してしまった高校生が、17歳で出産しても、法的に結婚が許可されるまで一年あるわけです。
自分の高校時代を考えてみても、高校生で一生寄り添える伴侶を選ぶなんてとっても難しいことです。
ましてや、予想外の妊娠が多いと考えられる高校生の出産で、出産後一年間、「婚約者」でしかない相手の男性とうまくやっていけるのか・・・。相手の男性だって、ある意味「(妊娠期間合わせて)結婚まで2年間の猶予」が出来てしまうわけです。
相手もまだ若く、結婚という覚悟ができなかったりする場合、この2年間は執行猶予的な意味をもってしまわないでしょうか。
 

「16歳で妊娠した。でも、出産して、結婚できる年齢に達した時には、すでに子供の父親とは別れていた」となってしまったら、母親の高校生は最初から最後まで「未婚の母」であることを強制されてしまう。
 

そして、もっとも心配なことは、「未婚の母」になることを恐れ、中絶という悲しい選択をせざるを得ない人が増えるのでは?ということ。
 
上記のように、籍をいれるまでの1,2年間に不安を感じ、中絶される赤ちゃんやお母さんが増えませんように。
そんなことを思ったニュースでした。
 

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