EVERYDAY交響曲

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コンサート後、五嶋みどりさんとの握手。西本願寺での思い出

      2016/08/14

「五嶋みどりさんのコンサートチケット、完売しました。」2016年の日本公演、欲しかったチケットは発売即日完売でした。どうしてももう一度聴きたかった、みどりさんの演奏。2012年の夏、五嶋みどりさんの演奏を聴いてから、ずっと「もう一度」と願ってきました。握手してくださった、みどりさんの手がとっても柔らかかったことを、忘れることができません。

有り得ない無料公演、京都西本願寺にて

2012年7月。
京都・西本願寺で、入場自由・無料の五嶋みどりさんの演奏会がありました。
 

入場無料ですよ!!
 

西本願寺の御影堂です。
 


(ウィキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/より引用)
 

演奏曲目は、J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」
から、3曲でした。
ソナタ 第1番ト短調 BWV1001
ソナタ 第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ 第2番ニ短調 BWV1004
 

名曲中の名曲です。
聴く前から、涙が出そうです・・・。
 

主人と「すこし早めに行って、いい場所で聴きたいね」ということで、3時間くらい前からなんとなく列を見ながら、頃合いをみて並び始めました。
 

なんと、入場も自由なのです。
指定席ではありませんでした。
 

畳の敷かれた広いお堂に、少しだけ高さのある小さな舞台が西側においてありました。畳に、各々腰かけて待っています。
 

早めに行ったかいがあり、真ん中より少し右寄りで、みどりさんのお顔も見れるところに座ることができました。
あとからあとから、どんどん聴衆があつまり、いつしか満員に。
 

ほんと、近くです。
 

いよいよ、みどりさんの登場です。
 

少しだけ笑みを浮かべ、水色のシンプルなドレスで現れた五嶋みどりさん。
とっても、小さいのです。街ですれ違っても、もしかしたら埋もれてしまって気が付かないかもしれません。それに、よく見かけるバイオリニストのような華やかな印象は少なく、質素な雰囲気すらしています。
 

でも、それな楽器を構えるまで。
 

楽器を構えるとこんなに人が変わるんだ・・・と驚きました。バックの障子から指す、柔らかい西日が威光を放つようにも見えるのです。
 

初めてきく、みどりさんの生演奏。
お堂はホールとは違い、音の響きは追及できません。でも、そんなことはどうでもいいな、と思ってしまうほど、引き込まれていました。
 

音は彼女の楽器からでているはずなのに、どうしても全身から奏でられているように思われてなりませんでした。どうしてこんな風に弾けるんだろう?と思うと、何だか涙が出てきそうでした。
 

演奏後、後ろに座っていた女性がため息交じりに、「もう思い残すことはないわ(笑)」と言っていました。

一人一人と握手をしてくださいました!

思いがけない「握手会」がある、ということで、喜んで主人と列に並びました。
 

ひたすら、係の人が「何もお話はしないで、次の方にいって下さい」「列を止めないで下さい」といい続ける中、なんとかお声をかけたい!と思い、
 

「応援しています」とだけ、伝えました。(係の方、ごめんなさい)
みどりさんは、「ありがとうございます」と、返して下さいました。
 

とてもあたたかくて、小さくて、まるで子供の手のひらみたいに柔らかい手でした・・・。
 

みどりさんは、いたってシンプルなワンピースで、楽器を背中に背負い、大きなかばんを持っておられました。
少したってから、西本願寺を振り返ると、みどりさんは一人で歩いて西本願寺を出ていかれました。
 

主人は、「え?御付きの人とか、お迎えの車とか、ないの??」とびっくり。
 

確かにそうです。だって、楽器だけでもいくらするのか!!
途中で何かあったらどうするのかしら??
って思ってしまいますが、私が見ている限り、みどりさんは一人で歩いておられました。
 


 

そういう方なんですよね、五嶋みどりさん。
華美な生活を好まず、質素に、ひたすらに音楽と向き合い、あるがままに生きておられます。
そういうところも、多くの人を引き付けているのだと思います。
 

2012年は、特別な夏になりました。
 

もう一度、あの時の感動を・・・と思い、コンサートホールに足を運びましたが、チケットは完売でした。

 

しかし!なんと知人が、チケットを押さえておいてくれたというのです!
 

あの感動をもう一度!
といまからワクワク・・・。

また、コンサートの感想をアップしますね!!

 

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