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食事介助では、一口量はどのくらい?実は隠れた優秀スプーンはこれ!

   

誤嚥の可能性がある人に食事介助をする際、その人が一口にどのくらいの量を食べられるかどうかを見極めるのはとてもむずかしいこと。大体の目安を知っておきましょう。

多すぎても少なすぎてもダメ?!

健康な人であれば、少し大きめのスプーン一杯くらいの量が一番飲み込みやすいと言われています。
20mlくらいの量ですね。

しかし、飲み込む力が弱い人や、誤嚥を起こす可能性のある人にとっては、その量が適切とは言えません。

一回に口に含む量が多すぎててんこ盛りになっても、喉に詰まる感じがして飲み込みにくい。しかも、もし誤嚥した時に、誤嚥する量も多くなってしまいます。

しかし、逆に少なすぎても嚥下反射が起こりにくく、却って飲み込みにくくなるのです。また仮に一口の量が少なくても、口の中に残留してしまうことを繰り返すと、結局口の中に多く含んでしまうことになるので、上記の誤嚥の際のリスクも無視できません。

具体的に、どのくらいの量ずつ介助すればいいのか?

嚥下障害を持つ人の一口の量は、意外に少ないもの。

食事介助をする際、食べ物の場合は、健康な人の3分の1くらいまでの量が適量と言われています。
小さじ一杯よりも少し多いくらいの量、ということですね。

ゼリーやトロミ茶ではその半分くらいの量が安全性が高いと言われています。おおよそ、3~5gくらいでしょうか。
万一誤嚥しても、その量が多すぎない方がベターだということもあるので、まずは誤嚥の危険性が小さい1~2 ml程度の一口量から始めた方が安全です。

安全性を確認しながら徐々に量を増やすのが良いでしょう。
ゼリーは、スライス状にして食べると、嚥下障害のある方でも割と食道に流れやすく、スムーズに訓練できます。

その際、のど仏がしっかりと上下し、「飲み込んだ」ことを確認してから次の一口を運ぶ、というように、「待って」あげることが必要です。

ハイ次!ハイ次!!とせかすように食べ物を口に運んでしまっては、その患者さんを肺炎の淵に追いやっているようなものです。

実は食事介助にとっても有効なスプーンは、〇〇〇のスプーン!

食事介助をするにあたって、とっても便利!と評判なのが、これ。


Kスプーン

送料を入れると1000円くらいはかかるのではないでしょうか。
でも、とても優秀なスプーンです。柄が細く長いので、食べ物を落とし込みやすい。

ただ、これを買わずとも、実は結構優秀なスプーンがあるのです。
それは、ス〇バのスプーン

コーヒーやなんかを買ったあと、セルフで砂糖を入れたりミルクをいれたりしますよね?
あの台においてあるスプーン、実は結構使えるのです!

最近の嚥下学会でもちょろっと紹介されていたくらい、なかなかの優れもの。
是非、一度試してほしいと思います。(ちゃんとコーヒーを買ってくださいね!)

まとめ

結局のところ、

・食事介助の際の一口量は、5gくらいがいい。

・ゼリーなどは、スライスしてあげると、流れやすい

・一口飲み込んだのを確認して、次の一口を

・ス〇バのスプーンのような形状のスプーンが使いやすい

ということになります。

せっかくの食事です。安全に楽しく頂ければ!と思います。

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